hmd_tarakoのブログ

調べ物と考え事。

結婚して3年経った

たらこ@hmd_tarakoです。

2018年6月23日に写真婚というのをやりました。あれからもう3年経ってしまったのか。

もちこと結婚したのは2018年4月4日で、今4年目です。

まあなんか僕の昔話です。人の恋話に興味がある人向け。他人の恥ずかしい話に興味がないとか見たくない人はブラウザバックだぞ。

追記(2021/06/24):「結婚してから3年間の話」ではなく「結婚して3年過ぎたし結婚するまでの話を解禁する」という趣旨です。

もちこって誰よ

もちこは俺の嫁。「もっちー」と呼んでいた期間の方が長いけど、僕が「もちこ」と呼んでいるのを見る人の方が多いので以下もちことします。

どうやって知り合ったの

そう訊かれるといつも「ネットで知り合った」って答えてる。学校の同級生とかではないよ。歳は同じ。

ポケモン掲示

2006年の秋にポケモンのダイヤモンドとパールが発売。その頃に「ポケモン!ダイヤモンド&パール広場」という掲示板サイトができた。

ポケモンおしゃべりクラブ(以下、POC)」と名乗るグループに10人以上集まって、ポケモンやらポケモンじゃないゲームやら雑談やらをしてた。そのメンバーに僕ともちこがいた。なので、知り合ったのは今から14年と半年前ぐらい。

掲示板からSkypeへ、SkypeからDiscordに移って全員ではないけども今もメンバーが残ってる。

オフ会をした

2013年の夏*1の時にメンバーで3泊4日のオフ会旅行をやった。POCが出来てから約7年。全員住んでる所はバラバラだったけど、東京在住が多かったので「交通費割り勘にして東京でやれば安くなるんじゃない?」と提案したらその流れで東京になったんだったかな?結局割り勘になってなかったような気がするけど……埋め合わせたっけ……?

泊まった場所は一人暮らししてたメンバーの家とかホテルとか旅館とか。ポケモンセンターとかポケモンゲームショーとかカラオケに行ったりポケモンの映画を見たりした。ディズニーランドも予定してたけどクッッッッソ暑かったので当日行くのを止めたりもした。

当日は全員初対面。通話とかもしょっちゅうしてたけどわざわざ顔を見せたりしなかったので基本的に互いに顔も知らない*2。最初に僕を含めた東京組が調布駅に3人で集まって朝飯を食った。かなり緊張した。

東京組は飛行機で来るもちこを迎えにまず空港へ移動。そこで初めてもちこと会った。そこから浜松町へ移動して関西組の2人と合流してオフ会開始*3。当時浜松町にあったポケモンセンターが最初のオフ会訪問場所。

めっちゃ色々あった*4。楽しかったね―!

ちなみに当時僕はインターネットを自由に使えない契約のガラケー持ちで、パソコンを触れない間は全くTwitterをしていなかったのでこの辺の記録はツイートしていない。メンバーのW氏*5がオフ会の成り行きを記録してインターネット上に置いてあるので閲覧できる状態になっている。今日時点で適当にページ名狙い撃ちしてググったら一番上に出てきた……それを見直しながら今書いてる内容が間違ってないか確認してる。

オフ会中のもちこに対して

階段が大変そうだったので途中から階段があると僕がもちこの旅行かばんも持って昇り降りしていた。

あと、度々もちこが少食なのが目立つ場面があって、最終日の夕食で定食を僕ともちこで分けて食べた。それはメンバーのB氏*6に 「えっ!めっちゃ仲良くなってない?」みたいに茶化された。

これが恋か…

そこまでの6,7年間ぐらい特に何も無かったんですけど、実際会ってみると「女の子だ……」って思ったし荷物持ったりしてる時も「意識しすぎでは……?」と思ってた。

そもそももちこのことを抜きにしてもオフ会がめっちゃ楽しかったので何度もオフ会のことを思い出すし、そうするともちことの出来事も思い出すので、まあこれが特別な感情ってやつなんだろうと思ってた。

当時はそんなに整理して認識できてないけど、一番精神的距離の近い異性だと意識し始めてたのだと思う。

オフ会が終わって何ヶ月か過ぎた頃には「女の子~~~~」とかツイートしまくってた。まあ、この話はいいか。

M氏に相談

M氏*7に恋愛相談してた。

M氏とはバイト先が同じで片道30分以上同じ道を通るので、帰り道で一緒に話しながら帰っていた。帰り道のドン・キホーテを物色したのが懐かしい……

実はどういう経緯でM氏に打ち明けたか覚えていない…… 「大学の人なの?」「ネットの人だよ」とかそんな部分から話を聞いてもらっていた。

僕が何か行動するとかそういう気持ちではなかった。「なんか進展あった?」「いや、なんもないよ」「なんかしないの?」「なんもしない」みたいなやり取りをM氏とずっと続けてた。M氏は僕がこの話しについて「何もしない・できない」と言っているのに「○○をしたらいいよ」みたいなことを軽率に言うような人ではなく、だから僕がしたいことを言わないなら特に何かこの話が前に進むこともなかった。それでも、話を聞いてもらっていることが僕の心の安定になっていた気がする。いや、それは後になってわかったことかもしれない。当時は、僕になんともできない(と思っている)部分に言及されてくすぐったいような気持ちだったかも。

ところで、割と早期にM氏に訊かれて僕が「分からない」と答えた質問があったのだけど、これはとても重要な質問だった。

M氏がバイトに来れなくなっちゃった!

オフ会から1年以上経ったある時、M氏が足をひどく痛めてしまい*8しばらくバイトに来れなくなってしまった。

それでも、話を聞いてもらっていることが僕の心の安定になっていた気がする。 いや、それは後になって分かったことかもしれない。

失ってわかる*9、M氏のありがたさ……

好意を伝えた

先の件が起きてしばらくしてから、Skypeで話してる時にもちこに好意を伝えた。告白というやつだ。正直どういう経緯でもちこに打ち明けようと思ったのか覚えてないけども、何かしら我慢ならない気持ちが吹き出して言葉を切り出したような印象を覚えている。

ちなみにそれは1対1で話してるわけでもなく、POCのSkypeのグループチャットで僕・もちこ・メンバーのK氏*10で喋ってる時に言った。K氏は巻き添えです。ごめんなさい。

通話とテキストの両方で話してて、テキストの方はまあ他の人が見たら困るからってことで全部消したんだけど、翌朝メンバーのW氏がパソコンを起動したら棒読みちゃん*11が スリープ中のメッセージを拾ってて読み上げたらしい。W氏も巻き添えです。ごめんなさい。

何はともあれ、好意を伝えてしまった。そうすると、肯定的だったり否定的だったり、あるいは返事は待ってほしいとか何かそういうのがある*12と思うんですね。

彼氏がいるらしい。

えっ

割と早期にM氏に訊かれて僕が「分からない」と答えた質問があったのだけど、

この質問ってのが「その人は彼氏いるの?」ですね。

僕が何をしたかと言うと、彼氏がいるか知らないまま彼氏がいる人に告白をしたということです。

もともと告白したのも「うまくいく」と思ったからではないけど、それでもこれはなあ……という気持ち。何年も話してて知らなかったってのもアレだし。自分は何をやってんだろう。

数日後に熱を出してそのまま大学で試験を受けた。単位は出た。

それからしばらくして、もちこから彼氏さんと別れたと聞いた。

それからさらにしばらくして、もちこと付き合うことになった。

僕が告白してなければもちこは別れてなかっただろうし、いわゆる泥棒猫みたいなことになって結構悩んだ。

もちこ上京

何はともあれ、付き合い始めた。

もちこに告白した時にはもちこが東京に就職することが決まっていた。東京に来るから告白した、という面もきっとあった。付き合い始めた年の4月からもちこは働き始めてた。

入り浸り

大学3年のゴールデンウィークにもちこの家に行ってから大学を卒業するまで、毎週土日はもちこの家に居るようになった。金曜の夜にもちこの家に行って、月曜の朝に調布に戻って、という感じ。回数券を初めて買った。

風呂を水風呂で済ませてた時期の大学の長期休暇でもちこの家にずっと居た月があって、ガス会社から「先月使ってないけど住んでますか?」と電話が来たことがあった。

閉め出し危機

僕が休みでも平日ならもちこは仕事なので、もちこを駅で見送ってからもちこの家に戻るみたいな日も結構あった。

見送る時に家の鍵を受け取るんだけど、たまたま鍵を貰うのを忘れてしまった。そんな日に限って、たまたま携帯電話を持たずに財布だけ持ってる日だった。

気付いた時にはもちこの乗った電車はもう発車していた。公衆電話を探したとしても電話番号は覚えていない。ギリギリもちこが通勤に使う駅だけ覚えていた。乗り換え待ちで追いつくしかない。急いで引き返して次の同じ方面の電車に乗った。

乗り換え駅に着いたらできるだけ最短経路で乗り換えホームまで走った。朝の電車1本の時間差を詰めるために……

結局もちこがいつも次に乗るであろう電車のホームまで来た。おるか?

おる……

めっっっっちゃゼーハー言いながら鍵を渡してもらったとさ。あやうく財布だけで1日外で過ごすことになりそうだった。

同棲

そんなこんなで大学3, 4年の土日は調布にほとんどおらんかったで。

卒業して社会人1年目の年に同棲を始めました。もちこは社会人3年目。

その時点で僕の親ももちこの親御さんも僕らが付き合ってることは知っている。もちこの親御さんはもっと早くに知っていたし、何なら既に僕は会ったこともあった……

この頃にはたぶんこのまま結婚するなあと互いに思ってた。それもあってかいわゆる「結婚してください!」みたいなプロポーズをしていない…… 少なくとも僕からはしてなくて、もちこから確認のように言われたかもしれない。(ちゃんと言ってたらスマン)

籍を入れた

2018年4月4日、付き合ってから3年、同棲から1年経って籍を入れた。

これより前に、自分の両親が和歌山から、もちこの親御さんが鹿児島から東京へ来て顔合わせの食事会をしてます。

写真婚

「結婚式!」って感じのことはやらなかった。親族を呼ぶにも両家とも遠かったし、お金もたくさんかかるしね。

けれども、記念に写真を撮っておこうとなって、撮影スタジオで撮ってもらうことにした。写真婚と言うらしい。

普通は撮るとしても家族と一緒に撮るんだけど、「友達と一緒に撮ってもらってもいいですか!」と撮影スタジオの人と相談したらOKしてもらった。

集合!

写真撮るぞ!!と声をかけたらいっぱい集まってくれた。調整さん*13に。

POCのメンバー4人と、

もちこのサークルの同期3人と、

僕の大学の同期9人と、(オタク!多いな!!)

僕ともちこの共通のTwitterのフォロワー1人が。(めちゃくちゃ面白い、この時初めて会った)

撮影!

小雨降っとるやんけ!!

待合室みたいなの無いから、集合時間まで外でちょっと時間潰しといてくれ~ という計画だったけどもこんな日に雨か……

というような事も考えつつ僕は僕で撮影用に生まれてはじめてメイクしてもらったり写真撮るだけなんだけど緊張してた。自分たちのために人が集まってくれるというのもほとんど無い経験だったしね。

もちこもおめかししてる!! きれいだよ(はぁと)

僕ともちこだけでいっぱい撮った後、集まってくれた皆ともグループごとに分かれて一緒に撮影してもらった。僕はオタクたちに胴上げされた。

もちろん最後には集まってくれた皆で一斉に撮ってもらった。撮影のお兄さんもこんな大人数撮るの初めてですよと言っていた。

会食!

撮影会の後、新宿にあるチーズ料理の店を貸し切って食事会をしました。披露宴代わりかな?

マイクとかも借りて色々やった。

料理もめっちゃおいしかった。

楽しかったんじゃあ~

おわりに

写真婚から3年経ったぞ!という記事なのにこんな比率でいいんすかね。

これからももちこ共々よろしくお願いいたします。

もちこ~~~~

追記(2021/06/24):もちこがもちこ視点のことなどをコメントしてくれました。

*1:2013年の夏:僕は当時大学1年生。

*2:互いに顔も知らない:一方的に知られているメンバーはいたけど。

*3:関西組の2人と合流してオフ会開始:合計6人。

*4:色々あった:いや、3泊4日の出来事をここで書くと大変なことになるので割愛。

*5:メンバーのW氏:写真婚にも来てくれた。とてもマメ。気付いたらデレマスにハマっていた。

*6:B氏:写真婚にも来てくれた。彼はオフ会当時ヘルニア持ちで、もしものことがあったら僕は彼の旅行かばんを運んでいたと思う。

*7:M氏:大学同級生同学科。僕と同じく和歌山出身。めっちゃ関西弁で喋る。彼と喋ると僕も段々関西弁に戻る。彼との出会いが特殊なので今度記事にしようと今思った。

*8:M氏が足を痛めてしまい:この時彼を運ぶ救急車に同乗した。

*9:失ってわかる:死んでいない。

*10:K氏:写真婚に来てくれた。オフ会には参加していない。

*11:棒読みちゃん:テキストを機械音声で読み上げてくれるソフト。

*12:何かそういうのがあると思う:そういうのに疎いので想像力に乏しい。

*13:調整さん:カンタン出欠管理、日程調整ツール。