大根おろしに手を破壊された
たらこ@hmd_tarakoです。
先ほど大根おろしに手を破壊されました。軽率にリプライが飛んできたので軽率に記事にしたいと思います。
次の記事は大根おろし激闘の記録ですね…(軽率に投げるマン)
— Masahiro TANIDA (@wiina222) 2019年12月1日
写真を撮ったりしてなかったので激闘の記録はありませんが、軽く現象について調べつつ書こうと思います。Wikipediaを参考にしてるあたりで「調べる」の本気度を測ってもらいたいと思います。
経緯
大根おろしを冷凍保存しようとしていました。保存前に水切りが必要なのですが、僕はそこで軽率に素手で絞るという行為を選択しました。
おろした大根の半分程を絞ったところで急に手がヒリヒリと痛むことに気付きました。どれぐらい痛いかというと「うああああ」って声が漏れるぐらい。
急いで手を流水で冷やしました。冷やしてる間は痛みが引きますが、作業に戻ると再び痛みます。この時点で大根おろしはキッチンペーパーで絞る方針に変えました。
その後、使用した食器を洗うついでに逆に温水で手を流しました。流し始めは痛みましたが、しばらくして痛みが引きました。
原因
痛みの原因はアリルイソチオシアネートのようです。特徴のうち今回の件に関するものとしては、
- 辛味成分
- 大根の細胞を破壊した時に生ずる
- 脂溶性(水に微溶)
辺りを取り上げようかな。
辛味成分
ワサビやマスタードシードの辛味と同じ成分だそうです1。 一方でトウガラシの辛味成分(カプサイシン)とは異なります。
辛味成分がなぜ痛みを引き起こすのか?受容体がどうこうの話まで行くと僕が理解できなかったのでやめときます。ちなみに受容体のことを調べてる際に見つけましたが、カプサイシンとは受容体が異なり、アリルイソチオシアネートに発汗作用は無い2そうです。 手が真っ赤になった僕は冷や汗でしたが。
辛味を味覚として扱わない3話は結構知られていると思います。 痛みを感じる機構によって辛味を捉えています。皮膚も辛味成分を捉えて痛くなる感じですかね。
辛味をおいしいと感じるのが多数派だと思いますが僕は辛味は苦手です。舌でも痛いと感じます。サイゼリヤの辛味チキンはイケる。
大根の細胞を破壊した時に生ずる
アリルイソチオシアネートは元から大根に含まれているわけではなく、おろすことによって材料となる成分から生成されるようです。
大根の先端(葉から遠い方)の方が辛味が強いそうですが、材料が先端の方に多いため。今回おろしていたのは先端側です。
脂溶性(水に微溶)
水に溶けにくいということは、手に付着したのを流しにくい。痛かったのでつい冷水で流してましたが、効果的ではなかったようです。
温水か食器用洗剤のどっちか(あるいは両方)が効きました。
そもそも
「(保存をするのだから)衛生的に良くないので素手はやめて」と言われました。それはそう。軽率でした。
さいごに
洗剤とかでかぶれたことが無いので油断していました。軽率でした。
大根おろしは焼いた肉などに合わせられる予定です。